「Gurlz Having Fun」は、Moodle SIMにあります。
たぶんメインランド^^;
ムードルのすぐ上にはコルシカがあったりするのですが、フミコが住んでいるのはシカゴだというので、私は勝手に「Gurlz Having Fun」はシカゴのクラブだと思ってます。
土地はビーチリゾートになっていて、クラブそのものは上空400mにあります。
スタッフは、ダンサー、ストリップ、エスコートの3種類。
エスコートというのは、VIPルームやビーチのコテージなどで、お客さんと二人きりでチョメチョメ^^;
私はもちろんダンスオンリーの契約です。
他のダンサーからは「稼げるわよ」と言われますが、さすがにそれはちょっと^^;
勤務時間は自由で、自分の都合の良い時に行けばいいので、とても助かります。
収入はお客さんからのチップオンリー。
写真の黄色いチップジャーにお客さんがチップを入れると、そこからお店に15%、残りが私の取り分となります。
私の場合は時差があるので、なかなかお客さんがいることが少なくて^^;
スタッフは全て女性です。
フミコは以前、別のクラブでダンサーをしていたそうですが、本当に女の子が楽しく安心できるクラブを作りたかったそうです。
いろいろ大変だったようですが、フミコ自身の経験が「Gurlz Having Fun」には、たっぷりとこめられているのを感じます。
私は日本のダンスクラブはあまり良く知らないのですが、少ない経験で比較してみると、何となくダンスそのものの質が違うような気がします。
滑らかでダイナミック、そして華麗。
初めて「Gurlz Having Fun」で踊った時、ポールもフロアも、そして音楽も素敵で、あっという間に虜になってしまいました。
ある日私が顔を出すと、フミコが「なつ、あなたは今日のスペシャル・フィーチャリングダンサーよ」と言います。
そして私のために、広告を出してくれました!
嬉しい〜!
この日、私が踊って居ると「Gurlz Having Fun」にとって、とても大切なお客さまがやってきました。
Neikoです。
彼は私が踊っているポールのシートに座ると、いろいろ楽しいお話しをしてくれました。
ゆっくりと私に理解できるように判りやすく^^
SLでかなり腕の立つ建築家だということ、日本に来たこともあって剛柔流空手の黒帯だということ……。
しばらくすると、彼は奥のムーディ・ダンススペースへと私を誘いました。
彼はとてもファッショナブルで、褐色の肌が健康的な爽やかさを感じさせます。
彼のがっしりした身体に身を預けると、私はとてもゆったりとリラックスし、素敵なダンスタイムに酔うことができました。
私が何より感動したのは、「僕はフミコのためならどんな努力でもいとわない」という一言でした。
お互いがお互いを尊敬しあい、高めあっているのがはっきりと判りました。
こんな素敵な人が応援してくれている限り、そしてフミコやリエィラのような人たちが頑張っている限り、「Gurlz Having Fun」はいつまでも輝いていることでしょう。
海外でこんな素晴らしい拠点ができるとは想像もしていませんでした。
今は、クラブに「I'm home!(ただいま)」と言って入ります。
そう、ここが私の「SLの家」だから^^
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つづく