Yours Natsu

暮れからお正月にかけてイベントいっぱいありました＾＾

そろそろお正月気分も抜けようかという今日
「Gurlz Having Fun」に行くと、またまたイベント！
いつもはポールが立っているメインステージ（花道みたいなんです＾＾）からポールが外されています。

Fumikoが「ダンスコンテストをやるから参加する？」とみんなに呼びかけます。
私はもちろん参加！　と手をあげちゃいました＾＾；

いろいろ説明があったのだけれど、細かいところまで理解できていない私＾＾；
コンテストが始まってみると……

なんと、いつものようにみんなでダンスをするコンテストではなく
一人ずつ花道で踊る〜！

えええ！
そうだったの〜！
そういえば、参加者少なすぎだし＾＾；
お客さんも他のダンサーも花道の周りの椅子に座ってるし＾＾；

リエイラが IM を送ってきました。
「なつ、素晴らしい！　がんばってね！」
「ステージの真ん中で一人で踊るなんて＾＾；」
「大丈夫、私が応援するから ;)」

フミコからも IM が……
「これは初めての試みなの、頑張ってね！」
「はい！」


コンテストが始まりました。
持ち時間は結構長いです。
みんな素敵なダンス。。。

だんだん心臓が高鳴ってきます。
一人で高いところで踊り通せるかなぁ……
気の利いたこと言えるかなぁ……

すると
私の心を見透かしたように、リエイラから IM ……
「大丈夫？」
「ドキドキしてきたぁ」
「私がフォローするから」
「ありがとう」
「まず、お着物に着替えなさい。あなたのお着物は素敵だから」
「はい」

言われたとおり、お着物に着替えます。
みんなのダンスを見ながら、私はどんなダンスにするか必死に考えます。
みんなと同じダンスじゃ駄目だし……
このダンスは素敵なんだけれど花道から外れちゃうし……

「うん、とっても綺麗。大丈夫、なつならできるよ！」
「ありがとう」
「ウェスタンブーツかハイヒールに履き替えるからね」
「それじゃ変な人になっちゃう＾＾；」
「ううん、途中でお着替えするのよ」
「ふぇえええええ」

フミコからも IM ……
「次があなたの番よ、なつ」
「はい」
「ラストだからね？　頑張って！」

わわわ！
私がトリ〜！


フミコのアナウンスが流れます。

　Fumiko Giha: OUR FINAL CONTESTANT TONIGHT ...

　Fumiko Giha shouts: the beautiful NATSU

　leayla Auer: hey Natsu!


ステージの脇からダンスをしながら花道を進みます。
結局、お着物だしセクシー系のスローなダンスにしました。
初めてお客さまの前でお披露目するお着物です。



（何を言えばいいんだろう……）

「私がタイミングを見てコメント書くから、コピー＆ペーストして」とリエイラ。

そこから先は頭が真っ白です。。。


なんだろう？
たかだか SL なのに……
踊るのはアバターなのに……
私の心臓は痛いほど跳ね回ります。

あがってます。
チャットを打つ手が震えています。

ダンスのアクションを変え……
方向を修正し……
あ、お着替えしなくちゃ……

アイテムをクリックする手が震えています。

（しっかりしろ！　なつ！）

私は心の中で、自分自身に叫びます。

（リエイラが、フミコが、みんなが応援してくれてる！）

（大丈夫！　できるからね？）


無事にお着替えもできました。
お着物とは打って変わってセクシーなフレクシーの衣装です。

つたない英語でコメントしながら、そこにリエイラがタイミング良くくれる文字を加えます。
きっと凄く気の利いたことを言ってる私に見えてるんだろうな＾＾；

高いステージからみんなが見えます。
みんなが私に注目しています。
フミコがいます。
リエイラがいます。

フミコから「あと２分よ」と IM
その文字を見ているのに、頭は理解していません。
「終わったらドレッシングルームに引き上げてね」

その意味を理解したのは持ち時間をしばらく過ぎた頃だったと思います。
ハッと我に返った私に、たくさんの声が飛んできました！

　Misty Staheli: Yeeeah! Natsu! -cheers-
　Corvette Charron: very sexy
　leayla Auer: *applauds*
IM: Fumiko Giha: that was beautiful Natsu )
　Shi Streeter: *applause*
　Shi Streeter: V^v^.:HowwwlzzZ:.^v^V
　Olivenzweig Pizzicato: LOUD APPLAUSE
　Fumiko Giha shouts: CAN WE HAVE APPLAUSE FOR ... NATSY !!
IM: leayla Auer: you were great ;-)))
　You: thank you!!!!!!!

いっぱいいっぱい喝采をいただきながら、なんとかバックヤードに辿り着いた私は、しばらくそのままで動けませんでした。
心臓はバクバクしたまま、頭は真っ白、手はふるふる震えています。

なんだろう？
たかだか SL なのに……
踊ったのはアバターなのに……

なんだろう？
この全身の興奮と昂揚は……

私は立ちすくんだまま動けない自分の分身を見て
ぎゅうって抱きしめてあげたくなりました。

（がんばったね、なつ……）

すると
そこにフミコが……

フロアの主役であるフミコが、わざわざドレッシングルームまで来てくれました。
そしてそして、呆然と佇んでいる私をハグしてくれたんです！

涙が出るほど嬉しかったんです。


あ！
コンテストは入賞できませんでした＾＾；
でも、終わってみれば
と〜〜〜〜〜っても楽しかったで〜す！


それとね？
リエイラが、なんとなんと！
G.H.F. のマダムに昇格したんです！
凄い嬉しい！



こんなにも素敵なことが起こる SL って……
こんなにも素晴らしい人たちに囲まれている私って……

　　　なんてしあわせものでしょう。




　最近、なつは泣いてばかりです。
　でも、それは悲しいからじゃないんです。
　嬉しくて、しあわせで涙が出ちゃうんです。
　SL が、こんなにも素晴らしい世界だなんて。
　広い広い SL で、私を見つけてくれた皆さんに感謝します。

　ありがとうございます。
　ありがとうございます。
　ありがとうございます。


　なつは
　今日も笑顔でログインします！
　また泣いちゃうかもしれないけれど＾＾；


　　　　　　　　　　つづく